車売却 トラブル

車売却する際によくあるトラブルとは?

消費者トラブルの情報が集まる「国民生活センター」。特に、ここ数年、増加しているのが、下取りではなく、買取りの専門業者とのトラブル相談です。ここでは、実際の事例を交えながら対処法を紹介していきたいと思います。

 

代表的なものでは、次の通りです。

 

1.査定サイトで見積もりをとったら、たくさんの買取業者から次つぎに電話や訪問を受け、しつこさに辟易している。

 

対処法:査定サイトには、車種や年式、走行距離だけでなく、住所・氏名など個人情報も入力しますから、 ひやかし程度の軽い気持ちでも、業者にとっては「売る意思あり」とみなされます。業者にとっては真剣勝負の場ですから、サイトを利用する際は、売る・売らないの意思を明確にして、毅然と対応しましょう。

 

2.一括査定の際、一社に、「今日ならこの金額で」と、他社よりもはるかに高い価格を提示された。最初は売るつもりはなかったが、迷ってしまう。

 

対処法:他社より異様に高い査定額の場合、後日、車両の瑕疵などを理由に減額などのされるケースが少なくありません。売る意思が曖昧なら、その場で契約書に署名・捺印してはいけません。

 

3.契約書にサインをしたが、気持ちが変わり、業者に契約のキャンセルを伝えたら、法外な違約金を要求された。契約書を読み返し、キャンセル料の項目を見落としていたことに気づいた。

 

対処法:違約金などの解約料は、契約書に記載されたものでも、その通り支払わなければならないとは限りません。

 

消費者契約法第9条第1号では、契約の解除に伴う違約金を定める条項で、「事業者に生ずべき平均的な損害額を超える部分について無効」としています。

 

4.名義変更がいつなされるのか、報告がない。自分名義のまま事故でも起こされては大変。必ず確認しましょう。

 

これらのほか、強引な買取を迫られ、車と書類を渡してしまった、業者の倒産によって売却代金が支払われなかったなど…国民生活センターでは、売却代金を受け取る前には、絶対に業者に書類と車を引き渡さないこと、などと注意を促しています。